インタビュー

MEETUP BARができるまで|イベントのお金の流れを変える

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最近巷で密かに話題になっているイベントがある。参加費が異常に高いことで有名な異業種交流会に突如現れた"参加費無料"の交流会MEETUP BARである。MEETUP BARとは一体なんなのか企画者の木村さんに聞いてみた。

ライター:大野

1992年4月27日山口県生まれ。東京学芸大学教育学部卒。1年生の前期で先生は向いてないと思いそこから台湾に留学に行ったり転部したりと迷走。大学5年時に劃桜堂(かくおうどう)という屋号で移動式本屋さんを始める。木村さんが経営しているBARで素敵なデザイナーさんをご紹介して頂き結構恩を感じている。

MEETUP BAR:木村さん

1990年2月16日生まれ。株式会社 結(ムスビ) 代表取締役。渋谷のオーセンティックバー Barfoxyと赤坂の貸切専門店FIOREでお店経営中。企業や事業者様へ"MEETUPBAR" "KIFUBAR"などイベントを卸している。高校卒業後、飲食店・テレアポ・看板屋・法人営業を経て、最期は社長の胸倉つかんで会社辞める。会社員は向いてない!ってことでイベンターとして独立。→早3年経過。気づいたら会社できた。

大野:前回の記事でMEETUP BARイベントの様子を聞きましたがそもそもなんでこんなお洒落なBARで参加無料ってことが可能なんですか?

第2回記事「MEETUP BARイベント風景」

MEETUP BARイベント風景

 

木村:話せば長くなるけど、聞きたい?

大野:はい、聞きたいです!!(長文はいやだ...長文はいやだ..)

木村:イベントってさ、よくある飲み会形式のって、飲食店に飲み放題&軽食付きとかで原価を2,000~2,500円くらいにして、男性料金に1,000円〜くらい乗せて、女の子は原価か可愛い子には少し安く招待したりして【男女の出会い】とか【異業種交流】とか【旅が好きな人】とかっていう趣味でセグメントされてるじゃん。要は箱を借りて色々用意するにせよ、サービス料を上乗せしていくのが基本的な構造なんだよね。この場合はお金の流れが
《お客》→《主催者》→《店舗・企業》になる。
でもでも、これってただの仲介業じゃない??
素人には難しいこともあるけど、少しでもかじった人ならすぐできてしまう。始めるのが簡単ってことは、参入率が上がるから、一瞬業界が活性化する。業界が活性化して、参加者が増えてくると質が下がっていく。質が下がると参加者が減る。もしくはより集客力や広告力のある企業に集中していく。
じゃあ業界の底上げには【参入率】をあげて【質】もあげていかないといけないってなると、〇〇塾とか〇〇セミナーっていうのが出てくる。今個人のやってるイベントってそんな感じじゃない??超主観だけどね。簡単で誰でもできて、みんなそのうちやめていく・・
それってもう衰退産業じゃん!笑 つまんないなぁ〜〜〜〜!!って思うわけ。同じことを同じだけ淡々と続けるのが盲目的に良いわけではないよね。
少し見方を変えよう。お金の流れが
《お客》→《主催者》←《店舗・企業》か、
《お客》←《主催者》←《店舗・企業》にしたいわけ。
お金、もしくは物品の流れを変えたい。

大野:( ˘ω˘ )スヤァ

木村:人数の予測は外さないのは大前提。コミットした数字は外さないのが事業でしょ?仕事でしょ?大前提が揃ってやっとスタートライン。
長いことイベントやってると、人脈が増えるから集客はそんなにむずかしくなかったりするんだけど、だからこそマンネリ化が発生する。このイベントなら集まるっていうイベントを使い古していく。目新しさがなくなっていく。飽きる。イベンター引退とか言い出す。←
じゃなくてじゃなくて、
イベントを《企画》することに集中しないといけないんではない?
例えば・・
人数を100人
食材費を一人1,500円
お酒を一人1000円
機材を一人500円
そうすると一人当たり3,000円が原価のイベントになる。
(原価3,000円て飲食店だとやばい数字だよねw)
それでだよ、ここからが大事。
100人集めるイベントっていうことは100人に確実に宣伝できるってこと、イベントの参加率が例えば3%だとしたら、3,000人以上にリーチしてるわけ。
ここに会社の宣伝しませんか〜〜??
っていう営業をかけて協賛をとると、例えばBBQにお肉を協賛してもらえると食材費が一人1,000円になるとする。そうすると一人当たりの原価が2,500円になるよね。これで一人当たり500円原価が下がったわけだ。
100人×500円=50,000円
これが《主催者》の利益になる。
この場合の構図は
《お客》→《主催者》←《店舗・企業》
お客様からお金を回収しながら、店舗や企業から金銭、もしくは物品(この場合はお肉)をもらう図になる。参加者の属性が明確であれば、企業からお金をもらってアンケート調査ができるはず。企業ブースを設けて出店料をもらうことができるはず。ちなみに、アンケート調査の座談会って
《お客》←《主催者》←《店舗・企業》
っていうお金の流れだよね。

大野:( ˘ω˘ )スヤァ

木村:つまり、何が言いたいかというと、
店舗・企業ができないことを《企画》することでイベントの原価を下げていったら最終的に原価0円っていうイベントが作れるんじゃない?ってこと。
主催者はその《企画》で飯を食っていける←ようになるはず。
これってきっと広告代理店とかの領域だよね。
僕が今やりたいと思ってるイベントのかたちってこういうこと。
普通の飲食店行くよりも料理もお酒もこだわりたいよね。
参加者がみんなお得感を味わえるようなそんなイベント。
協賛企業がみんなもう一度お願いしたくなるような企画。

そういうわけでMEETUP BARでは参加費無料だけどお洒落なBARで開催できてる。

大野:なるほどめっちゃよくわかりました!!ありがとうございます!!

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大野 真司

kakuodo

移動式本屋さん劃桜堂(かくおうどう)店主。「深夜の美術展」や「ケーキ屋さんで本を読もう。〜若者が本を読まないのは糖分が足りないからだ〜」など若者の本離れをなくすため、本となにかをコラボさせたイベントを多数企画。MEETUP BARのライターもしている。

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